
ガリウムヨウ化物ランプを使ってPCBの硬化を適切に行う方法
PCB製造においてフォトレジストを使用する場合、適切な硬化処理を行うのは容易ではありません。そこで役立つのがガリウムヨウ化物(GaI)ランプです。
このランプは254nmから310nmの波長範囲をカバーしています。特定の波長に焦点を当てるため、基板が損傷することなく、均一できれいな硬化処理が可能になります。これは、古くから使われてきた水銀蒸気ランプを使うよりもずっと優れた方法です。
パワーとスピード
これらのランプは、自動化された生産ラインでの使用を想定して設計されています。高いエネルギー出力により、硬化時間が大幅に短縮されます。
迅速な硬化処理は、フォトレジストが移動するのを防ぐために非常に重要です。ただし、最大出力で使用する場合は、冷却ファンをしっかり確認する必要があります。ランプが過度に熱くなると、スペクトルのピークが変わり、結果として歩留まりが低下します。そのリスクは避けるべきです。
技術的な詳細
こちらでは通常のガラスを使用しません。普通のガラスは、実際に必要な紫外線の波長を遮断してしまいます。代わりに、高透過率の石英を使用しています。
また、電極の配置も調整し、チューブの端にできる「暗い部分」をなくしています。そうすることで、毎回、パネル全体が均一に硬化します。
さらに、これらのランプは、ほとんどの工業用紫外線装置にそのまま取り替え可能です。チューブを交換し、配線を行い、コンベアの速度を調整するだけです。とても簡単です。
生産ラインの維持
PCBの注文は予測不可能です。ある週は数個のプロトタイプを作成しているだけかもしれませんが、次の週には、人気のあるEコマース製品の大量注文に対応しなければならないかもしれません。
だからこそ、私たちはこれらのランプを常備しています。ランプが故障してしまい、カスタム製造に6週間もかかってしまうのは最悪の事態です。私たちは、すぐに交換用のランプを手に入れて、仕事を再開できるようにしています。
ただ一つ注意点があります。ガリウムヨウ化物ランプも永遠に使えるわけではありません。一般的な紫外線チューブよりも寿命が短いのです。数千時間使用した後は、出力が低下してきます。硬化時間をしっかりチェックし、フォトレジストが粘着質になったらすぐにチューブを交換しましょう。完全に故障する前に対処しましょう。